【書評】『学問のすすめ』は今こそ全日本人が読むべき良書だった


こんにちは!ハルです。


今日は『学問のすすめ』について話していきたいと思います。


これ、タイトルにも書きましたが
ほんっっっとーーーーに良い本です。


マジで全日本人が今こそ読むべきです。


なぜかと言うと、今僕たちが
どんな学びをしたら良いのか?
ということが完結に書かれているから。


今は物凄く多様性の時代になりました。


恋愛対象、自分の性別、周りにいる人の人種、
住む場所から働き方まで。


色んなことが多様性になっている。


生きやすい世の中になった反面、
自分がどんな道に進めば良いのか?が
分かりにくくもなっています。


だから何をしたら良いのかが分からず
とりあえず親や学校の先生、友達に合わせて
無難な道に進んでいく。


そして何のために生きているのかが分からなくなる。


そんな人が大勢います。


また学問も多様性になったため
自分が何を学べば良いのかも分からない。


そんな時代でもあります。


そんな人にこそ、この『学問のすすめ』は
ぜひ読んで欲しいのです。


何をしたら良いのか分からない。
どんなスキルを身に付けたら良いのか分からない。


そんな人に、1つの答えを提示してくれます。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」


学問のすすめ、というより
福沢諭吉のセリフとして最も有名なのは
このセリフでしょう。


「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」


この言葉を聞いたとき、僕はいつもこう思っていました。


「いや、そんな事ないだろ」と。


人は平等なんだよ、とか言ってるけど
全然そんな事ないじゃないか。


他にも同じ事を思った方はたくさんいると思います。


でもこの言葉、ここで終わりじゃないんです。


いやね、本当にこの部分だけが一人歩きしすぎですよ。


諭吉はこのセリフにこう続けています。


「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。

とは言うけど、世の中を見渡してみれば色んな人がいるよね。

裕福な人もいれば貧乏な人もいるし、

社会的地位の高い人もいれば低い人もいる」


僕らが思った事と全く同じ事を
福沢諭吉も言っているんですよ。


いやマジ一部分だけ一人歩きしすぎ。


で、諭吉はその後にこう言っています。


「ではなぜ裕福な人と貧乏な人、
社会的地位の高い人と低い人に分かれるのか。

その答えは簡単である。

勉強したかどうかだ。」


諭吉の言う社会的地位の高い人というのはこんな人を言います。

・医者
・学者
・政府の役人
・大きい商売をする人
・たくさんの使用人を使う大きな農家


諭吉はこれらの職業を難しい仕事と言い、
難しい仕事をしている人は地位が重いと言っています。


じゃあ難しい仕事とはなんぞや?と言うと
心(頭)を働かせてする仕事だと言っている。


逆に手足を使う仕事は簡単で、
そのため地位は軽いとも言っているんです。


社会的地位が高く、重要なポストにいれば
自然とその家も裕福になり、下の人から見れば
手の届かない存在に見える。


これが諭吉の持論です。


いやこれ、めっちゃ本質じゃないですか?
その通りすぎて何も言えなくなりました。


手足を使う仕事、肉体労働って
誰でも出来るんですよ。


要は代わりが効くってこと。


だから収入も知れているし
地位も高くはならない。


だって誰でも出来ることなんだから
別にそれになるのは難しくない。


だから地位が高いとは思われないんです。


地位の高い職業は逆です。


諭吉は
「心を働かせてする仕事は難しく、そのため地位が高い」
と言っていますが、心を働かせてする仕事とは
頭を使う仕事のことを言います。


医者も政治家も起業家も大きな農家も
頭を使わなければなりません。


脳みそを鍛えて知識をつけて思考力をつけて
そしてやっとなれるものなんです。


だから勉強しないといけない。学ばないといけない。


体を動かしてたら給料がもらえるわけじゃないから。

どうすれば報酬を得ることが出来るのか、
どうすれば事業が上手くいくのか。
こういった事を常に考える。


そこには責任だってあるし
リスクのある行動だってしないといけない時がある。


だから失敗しないように
勉強と思考を繰り返す。


これが出来る人が極端に少ないんですよね。


というより、誰でも出来ることなんだけど
する人がほとんどいない。


だから地位が高いんです。


さらに諭吉は西洋のことわざも引用しています。

天は富貴を人に与えるのではなく、人の働きに与える

そしてこれをこう解釈している。


「つまり人は生まれた時には貴賤や貧富の区別はない。
しっかり学問をして物事をよく知っている者は
社会的地位が高く、豊かな人になり、
学ばない人は貧乏で地位の低い人になる」


これが諭吉のいう「学問をする理由」です。


これが本を開いた最初の数ページに書かれている内容です。


ほんの数ページ読んだだけで
僕は慶應大学に入学したくなりました笑


このコンテンツ力は全力でマネしていきたいと思います。


ここまでを要約すると

・世の中には地位の高い人と低い人がいる
・地位の高い人は難しい仕事をしていて、
 低い人は簡単な仕事をしている
・難しい仕事とは心(頭)を使う仕事である
・つまり貧富の差は勉強したかどうかである


これが僕らが勉強しなければならない理由です。


「なんで勉強なんかしなくちゃダメなんだよ!」
と言う子どもがいる方はそれを教えてあげて下さい笑


勉強しないと良い大学にいけないとか
勉強しないと良い会社に入れないとか
そんな事を言っても子どもの心には響きません。


これから先は今以上に貧富の差が開くと言われています。


「幸せはお金じゃ買えない」なんて言う前に
今の内に勉強して希少な存在になった方が
幸福度は間違いなく高いでしょう。


で、す、が!
ここで新たな問題が発生します。


それは
「じゃあどんな勉強をしたら良いの?」
ということ。


学校の勉強をしたところで
地位が高くもならないし
裕福になるわけでもありません。


だって皆がしている事なんだから。


その他大勢の仲間入りです。


ではどんな勉強をしたら良いのか。


我らが諭吉はその答えも書いてくれています。

今どんな学問をするべきなのか?


諭吉は僕らがするべき学問について
こんな事を言っています。

ここでいう学問というのは、ただ難しい字を知って、わかりにくい昔の文章を読み、また和歌を楽しみ、詩を作る、といったような世の中での実用性のない学問を言っているわけではない。

たしかにこうしたものも人の心を楽しませ、便利なものではあるが、むかしから漢学者や国学者などの言うことは、それほどありがたがるほどのことでもない。

ここで諭吉は漢学や和歌を
否定しているわけではありません。


ただ「それらを必死に勉強しても実際の生活には活かせないよね」
と言っているんです。


僕らで言うとこれは学校の授業にあたります。


国語や算数、理科社会。


これらは確かに大事な学問です。


でも思い返してみてください。


ここで習ったことを実際の生活に
活かせたことってありますか?


四則計算や文字などは日常でも使いますが
連立方程式とか因数分解、和歌や俳句。


僕は全く使ったことがありません。


学校の授業で日常に使うものなんて
小学校で習うことくらいです。


僕は算数が超苦手でテストで
0点を取ったこともあるほどなんですが、
それでも日常生活で困ったことはありません。


高校で数学の補習を何回も受けましたが
そこで習ったことなんてもう全て忘れました。


これは言ってしまうと、実用的じゃない学問なんです。


諭吉の時代は漢学や和歌を習うのが普通でした。


でもそれらも実用的じゃない。
だから学ぶ必要はない。


そう諭吉は言っているんです。


そして学ぶべきものは「実学」である。
と言っている。


実学というのは普通の生活で役立つものを言います。


で、諭吉はその例として
・手紙の書き方
・帳簿の付け方
・そろばんの稽古
・天秤の扱い方


といったものを推奨している。


でも今はそれらも標準装備になってますよね。


最後の天秤は実生活では使いませんが、
僕らは文字は書けるし
大体の暗算はできるし(てか電卓がある)
帳簿だって付けようと思えば付けられます。
(これもパソコンのソフトがある)


当時はこれらの知識は一般的では
なかったのでしょう。


しかし大事なのは「実学を学ぶべし」という所です。


じゃあ今でいう実学とはなんでしょう。


もっと言うと「生きるために必要なスキル」
とはどんなものが当てはまると思いますか?


諭吉が具体例として出したものは
今の日本人ならだいたい持っているスキルです。


彼の時代に比べて国民一人一人の力は
比較にならないほど高まったんですよ。


日本人の識字率はほぼ100%ですが
これって世界的に見ても凄いって知ってました?


でもだからこそ、「普通の実力」では
その他大勢の中に埋もれてしまうようにも
なったんです。


だから僕は「希少なスキル」を推奨しています。


僕は今、大多数の日本人と比べて
自由な生活を送れていますが、
それは希少スキルを身に付けたからです。


それもただ希少なだけでなく
「誰かの役に立つ」希少スキルです。


じゃあそれがどんなものなのか?というと
ビジネス力です。


もっと言うと
・ライティング
・マーケティング
・仕組み化
・セールス
・情報発信


こういったものですね。


これがあるから人が求めてるものを提供し
その対価としてお金を頂けるようになったんです。


これはまさしく「頭を使う仕事」なんです。


そして希少なスキルでもある。


今の時代、人を動かす文章力とか
マーケティング力を持っている人は
ほとんどいません。


だから一歩先を行けるし
お金を頂くことも出来る。


だって他の人は周りと同じ事しかしてないですから。


学校で習ったことしか頭に入っていない。
そして学校で習った知識は他の全員も持っている。


そして頭を使わない仕事を
みんな率先してやるから
その知識や人材は埋もれるんですよ。


冒頭で言ったように「誰にでも出来る」仕事をしているんです。


に対して、僕や起業家の多くは
頭を使う仕事をしています。


どうすれば売上が上がるのか?
どうすれば人を集められるのか?
どうすれば効率良く稼げるのか?


こういった事を常に考えて実行している。


そりゃ差が生まれますよね。


この差が今の日本では物凄く顕著になっています。


二極化する格差問題です。


これ貧困問題だけがよく言われますけど
二極化してるという事は新たに裕福になってる人も
一定数いるということです。


つまり勉強して行動してという
頭を使った仕事をしてる人も
少なからず増えているということです。


だから二極化している。


もう本当にやるかやらないかですよ。
それだけの違いでしかありません。


僕の好きな作家で大村大次郎という方が
著書『脱税の世界史』でこう語っています。

その一方で、世界的な金融グループであるクレディ・スイスが発表した「2016年グローバル・ウェルス・レポート」によると、100万ドル以上の資産を持っている人々、つまりミリオネアと呼ばれる日本人は282万6千人となっています。前の年よりも74万人近く増加しており、増加率は世界一なのです。

『脱税の世界史』大村大次郎 p258


これは単に「行動した人」が多いという
それだけの話でしかない。


景気が悪いとか関係ないんです。


勉強すれば知識が身につくし
やればやるだけ結果は出る。


やったもん勝ちの世界ですよ。

ビジネスなんて学んで行動すれば
誰でも結果を出すことが出来ます。


参照にどうぞ。
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僕は現在、年収1億円を稼ぐ人のライターをしながら
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