中古ものを何十倍もの値段にして売る方法。ビジネスの極意について語る

何ヶ月か前に友達にこんな質問をされました。


「春から引っ越しするから今持ってる服を売りたいんだよね。
 メルカリで服って売れるかな?」


それに対して僕の答えは
「売れると思うよ。」という誰にでも出来るものでした。


でも、『ランウェイで笑って』という漫画でこんなセリフを見つけた。

服ってさ
いつでも着てるでしょ?

だからその人生の分岐点をその本人と一緒に迎えるんだよ。

それで
その日着てた服に特別な思い入れができたり

それこそ服そのものに
人生を変えられる人もいる


これを見てはっとしましたね。


自分はなんて愚かな回答をしてしまったんだろうと。


人は基本的にいつも服を着ています。


悲しい時も
嬉しい時も
絶望した時も
這い上がった時も


服はいつもその人の人生と共にある。


じゃあ、それをストーリーにしたらどうなるでしょうか?


ただの服ではなく、そこに付加価値を付ける事が出来るんです。


これは服ではないのですが、実際こんな例があります。


ある男の子がヤフオクでペンケースを売りました。


なんとこのペンケース。


出品された時の18倍もの値段で落札されたそうです!


その説明欄に書かれていた内容を紹介します。

2年前交際していた女性へのプレゼント用に購入したものです。

当時彼女は事ある毎に
「学園祭の実行委員だから忙しい」と言っていたため、
学園祭が終わって会えたときに渡そうと考え、
9月頃に購入しておきました

それから一月も経たない内に
彼女は学園祭実行委員で仲良くなった他の男と浮気をし、
自分にはメールにてその旨の報告がありました。

当時の私は荒れに荒れ、
その勢いで近所のキックボクシングジムに入会しました。

失恋によるあまりの辛さに一時は自殺も考えましたが、
2年間猛練習を積みながら
研究室での研究にも死に物狂いで取り組み、
まさに必死に生きてきました。

そして先日、
この「必死に生きてきた経験」を
面接で赤裸々に語ることで、
以前の自分自身では考えられないような
大企業に就職が内定しました。

年末には自身の人生初となる
キックボクシングの試合が控えています。

学生生活最後の年ということで、
2年間トラウマとなっていた彼女の思い出を振り切り、
自分自身の新時代の幕開けの第一歩とするべく、
今回出品を決断しました。

この商品には私が必死に生きてきた「意思力」、
そして「憎悪や悲しみをを優しさに変える力」が宿っています。

我が家で買っていたハムスターも、商品の外箱に触れただけで
充電したてのヒゲ剃りのように元気になっていました。

人生に悩んでいる。
許せない人がいる。
過去にとらわれている。

そんな方々が前に踏み出す決断を
するための助けとなれば幸いです。

外見上は本革のペンケースです。

一切開封していませんでしたので外見は非常に綺麗ですが、
数多の戦場をくぐり抜けてきたベテラン海兵隊のような頼もしさを感じます。

これが「生きる力」なのでしょうか。

状態の感じ方には個人差があることをご理解の上、
ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。

また、入札者の方の評価によってはこちらから入札を
取り消しさせて頂く場合もございますので、ご了承ください。



これ、最初は2000円で出品されたらしいのですが
最終的にいくらで落札されたと思いますか?


なんと35853円です!!


2000円のペンケースが3万5000円に!


凄すぎますよね笑


まさにストーリーの力です。


この説明欄にはペンケースがどんな機能を有しているのかは全く書かれていません。


他の商品に書かれているような
・どこのブランドのものか
・状態はどんな感じなのかの詳細
・サイズなどの基本情報


こういったものはほとんど書かれていないにも関わらず
この値段での落札です。


つまり、買った人たちはこのペンケースそのものに惹かれたわけではなく、これに込められたストーリーに価値を感じたのです。


中古って既に使用したものだから
たいした値段では売れないだろう。


ほとんどの人はそう判断するでしょう。


実際中古ものって新品よりもずっと安い値段で売られている。


それを僕も含め多くの人は当たり前と思っていましたが
みごとにその思い込みを変えてくれましたね。


中古ってことは、そこには使用者と共に歩んだ歴史があるってことです。


人間誰しも平凡な人生を歩むことは出来ません。


時には苦しみがあったり
悲しみがあったり
絶望があったり

逆に
楽しいことがあったり
嬉しいことがあったり
絶望からの這い上がりがあったり


みんながそんな人生を歩んでいるんです。


中古というのは、それを共にしたということ。


必ずストーリーがあります。


服なんかもろにそうですよね。


人は常に服を身につけてるんですから。


だったら自分の人生の一部を切り取って
それをストーリーとして言葉にし、
この服はその時をともに過ごしました。


と言えば、新品以上の価値を付加することが出来るのです。


中古=古くて価値の低いもの


ではありません。


中古=人ともに歴史を刻んだ歴戦の勇者


なのです。


この認識を身につければ
中古を何倍もの値段にして売ることが可能になります!


そしてこれは中古以外のビジネスでも言えること。


アフィリエイトなんかはまさに相性が良いですよね。


多くのアフィリエイターはその商品の機能的価値しか言いません。


やれこんな機能が付いてるだとか
やれこんな成分が含まれてるだとか
やれこれはこの俳優が使ってるだとか


そんな事聞かされても、それで興味をもつのは
最初からその商品を買おうと思ってる人だけです。


そうじゃ無い人にどれだけ価値を提供することが出来るのか。


その答えがストーリーなんです。


自分がどんな事を経験したのか。
その商品は自分をどう変えてくれたのか。
その商品のおかげで今自分はどんな生活を送れているのか。


こういうのに人は心を惹かれるのです。


これを感情的価値という。


ものがあふれ、ニーズがなくなりつつある今。


この感情的価値をどれだけ与えることが出来るか。


これがビジネスの成否を分けると言っても過言ではないでしょう。





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