【事例付き】感動するキャッチコピーの作り方



世の中には感動するキャッチコピーって沢山ありますよね。


でも、
そもそもなぜ感動するコピーを
作る必要があるのでしょうか?


まずは感動するコピーを作るメリットについて話しましょう。


感動するコピーを作ることのメリットは
だいたい以下のものになります。

・商品を見てもらえる
・口コミに繋がる
・購買の決め手になる
・覚えて貰いやすくなる


じゃあなぜそんな事が起こり得るのか。


そもそもキャッチコピーとは
どんなものか知っていますか?


キャッチコピーとは

「人の心を動かし、記憶に残るようにする言葉」

のことを言います。


記憶に残る言葉ってなんだ?って感じですよね。


多くの人はキャッチコピーと聞くと
CMや広告に載ってる言葉を思い浮かべます。


確かにそれもキャッチコピーの一つなのですが
それだけがキャッチコピーではありません。


ブログのタイトルだってキャッチコピーだし
セールスレターのブレットもキャッチコピーだし
文章中にある言葉もキャッチコピーです。


こう言うと、
文章中にある言葉もキャッチコピーなの?と
思う人もいるのですが、これも立派なコピーです。


その言葉がきっかけで購買に繋がるなんて
よくある事ですからね。


だから感動するキャッチコピーを作れたら
魅力的な文章を書くことだって出来るんです。


人の心を簡単に動かすことができる。


じゃあどうしたらそんな言葉を作ることが出来るのか?
という話ですよね。


それが今回の本題です。

感動するキャッチコピーの作り方


さて、感動するキャッチコピーの作り方なのですが
まず大前提となるセールスの原則をお伝えします。


それは

「一つの言葉で全ての人の心を動かすことは出来ない」

ということ。


そう、どんな言葉を持ってしても
全ての人の心を動かす事は出来ないのです。


だってそうですよね。


これは全ての言葉について言えることですが


太ってる人に向けて作ったコピーで
痩せてる人の心は動きません。


だからまずすべき事は

「たった一人を思い浮かべる」

ということ。


そのたった一人は想像でも良いのですが
一番はリサーチすることです。


まず
「自分はどんな人に文章を読んで欲しいのか?」
「どんな人にその商品を買って欲しいのか?」


これを設定する。


ダイエット系の情報発信や商品、サービスなら
「太ってる人」みたいな感じですね。


これを設定したら、

その人がどんな生活を送っているのか?
今どんな状況にあるのか?
どんな悩みを抱えているのか?


こういった事をひたすらリサーチしていきます。


で、それが分かったら
その悩みを解決する言葉を作ったり
その人の現状を危惧させる言葉を作ったり
その悩みに共感する言葉を作ったりする。


これだけで感動するコピーは出来上がります。


まあ聞いただけじゃピンと来ないですかね。


いくつか事例を見てみましょうか。

村田葬儀社のコピー

いちばん悲しい
はずの人が、
いちばん忙しい
お葬式は悲しい


これとか分かりやすいですよね。


見事に顧客の悩みを突いてるし
それに共感できている。


完成度の高いコピーです。


まず葬儀社なんだから、
顧客はもちろん亡くなった人の家族です。


じゃあ遺族はどんな現状にあるのか?
どんな悩みを抱えているのか?


それを考えてみましょう。


まず当たり前ですが悲しんでいます。
親や子ども、兄弟が亡くなった訳ですから
その悲しみ、心に空いた空白感は相当なもの。


でも悲しんでばかりもいられません。


葬式の準備をしないといけない。


役所への手続きだけでも大変なのに
葬式会場を抑えたり、葬儀社へ問い合わせたり、
親戚やお世話になった人へ連絡して招待して
葬式の段取りを考えて、当日も喪主を務めて。


悲しむどころか休む暇すらありません。


本来なら一番そっとしておいて欲しいのに。


村田葬儀社のコピーは

「大切な人の死を悼みたい」

この感情に見事共感したものになっています。


このコピーを見た遺族はこう考えるでしょう。


「この会社は残された家族の心を分かってくれてる。
 この会社なら色々力になってくれるかも知れない。」


また危篤状態にある家族や先が短い家族がいる人は
何かあった時はこの会社に頼ろうと思うかもしれません。


このコピーが選ばれる決め手になっているんです。


とても良いコピーだと思いませんか?

ホンダステップワゴンのコピー

こどもといっしょにどこいこう

これも親の気持ちを見事に突いたコピーです。


子どもはすぐに親離れする。
ちょっと大きくなったら友達と遊んでばかりで
家族で旅行なんて行かなくなるし、
親と買い物にも行かなくなる。


子どもと出かけられる時間は今だけのもの。
だから車で旅行に行こう。
子どもが親との旅行を楽しんでくれる今のうちに。


そんなコピーになっています。


実はこれ、恐怖を煽ったコピーでもあるんです。


心理学では「限定性」と言ったりします。


これは今だけのものだから後回しにしないで今やりましょう。
じゃないとその機会は二度と来ませんよ、
と言って購買意欲を煽る手法です。


このコピーを見たら親としては焦る気持ちもありますよね。


今行かないと子どもと出かける時間は来ないかも知れない。


そう思って車を買う可能性ありますよね。


ちなみに、これと似たもので
USJのCMがあります。


2010年か11年かのクリスマスに流れたCM。


それまでのUSJのCMは
「こんなパレードやイルミネーションがあります!」と
言うだけのものでした。


でもある年、こんなCMが流れた。

クリスマスツリーを眺める父と娘。
楽しそうに笑う娘の表情。

そして最後にナレーションが流れます。

「いつか君が大きくなってクリスマスの魔法が解けてしまうまでに、
 あと何回こんなクリスマスが過ごせるかな」


どうですか?
こんな事言われたら親としては
USJに直行するしかなくなりますよね。


ホンダステップワゴンのコピーと同じです。


限定性を綺麗に使ってる。


ここで大事なのは同じ心理学を用いても
その使い方は様々だということです。


多くの人はキャッチコピーを作る時に
「フレーズ」を知ろうとします。


つまり具体的な言葉を学ぼうとするということ。


限定性で言ったら
「〇〇は今だけ!」とか「期間限定の大特価!」とか
「再販はしないのでこれを逃したら手に入りません!」とか。


でもそんな煽り感満載の言葉に人は魅了されないし
そういうのはもう使い古されてるから感動しません。


でも抽象度を上げて「心理」という範囲で考えたら
色んなフレーズが出てくるし、
一言で表わさなくてもストーリーで
相手の心を刺激することだって可能です。


こうすると人は煽られたなんて思わないし
すっと心に入ってくる。


抽象度の低い具体的なものは応用も利かないし
すぐに飽和して使い物にならなくなります。


でも抽象度を高くして物事を考えると
色んなアイデアやフレーズが出てくるから
飽和なんて一切しなくなる。


ビジネス全般的に必要な思考法です。

オルビス オフクリーム

落とす時間から心うるおう時間へ。
肌も心もほぐすクレンジング


さて、ここまで2つのキャッチコピーを
紹介してきましたが、実は僕自身としては
そこまで心を動かされてはいないんですよね。


それもそのはず。


最初に言ったセールスの大前提を覚えていますか?


「全ての人に響く言葉はない」
「まずは相手を設定しないといけない」


これですね。


僕はまだ喪主を務めたことはないし
子どもを持つ親でもありません。


なのでこれらのコピーを見ても
勉強になるな~とは思いましたが
別段心を動かされたりはしてないんですね。


だから最後に僕が心を動かされたコピーを紹介します。


それがこのオルビスのコピー。


僕はここ数ヶ月くらい
美容とか化粧にハマっています。


メンズ用の色んな化粧水や乳液、
オールインワン化粧水、bbクリーム、
シャンプー、洗顔フォーム。


こういったものを調べたり
Amazonで沢山買いました。


そして最近、このオルビスのコピーと出会ったんです。


化粧水とかクレンジングって、
最初は自分の肌が綺麗になるのが分かって
楽しいし嬉しいんですよ。


でも段々それが義務的になっていっていました。


「綺麗な肌を保つために今日も化粧水をつけないと」
「ちゃんと化粧を落とすために、疲れてるけどクレンジングしないと」


そんな気持ちが段々強くなってきて
最初ほど美容を楽しめなくなる。
(工程が多くて面倒なんですよね…)


このコピーはそんな気持ち、
潜在的にあった悩みを解決してくれた。


これは化粧を落とす時間なんかじゃないんだ。
俺の心を潤してくれる時間だ。


(肌が綺麗になったら嬉しいし心が潤される)


そんな最初の頃にあった気持ちを思い出させてくれた。
今自分がしてるのはただのルーティンではなく、
心を潤してくれる時間だ。


そう思わせてくれる言葉だったんです。


いやもう本当に、
顧客ありきで作られたコピーですよね。


こんな事言われたらそりゃ買っちゃいます笑


逆にもしここで
「今月だけの大特価!」とか
言われてたらどうでしょうか。


絶対に買いません笑


感動させる、行動を促すというのは
相手の心を動かすことなんです。


だからまずはその人のことを知らないといけない。


どんな生活をしているのか。
今どんな状況にあるのか。
どんな考えや悩みを持っているのか。


これらを調べることで初めて
人の心を動かす言葉が出来上がる。


決して小手先のフレーズで感動するわけじゃないんです。


だから

どんな文章を書いたら良いか分からない。
どんなタイトルにしたら良いか分からない。
どんなキャッチコピーが良いか分からない。


そんな悩みを持ってる人はまず
自分の顧客像をしっかり作り込んで下さい。


そしたら、どんな言葉を使えばその人が感動するのか。


これが分かるようになりますよ。

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