本当の金の亡者は誰なのか?


こんにちは、ハルです。


僕は昔、お金持ちのことを
金の亡者だと思っていました。


金稼ぎのためなら手段を選ばず
何よりもお金を優先する。


そんな奴らの集まりだと思っていたんです。


でもね、全然そんな事なかった。

むしろ金の亡者は全く別のところにいたんです。


今日はその話をしようかと思います。

本当の金の亡者はどこにいた?


はい、早速答えを言いますが、


僕こそが金の亡者でした。


もっと言えば、大学2年生の頃の僕です。


当時僕は借金を抱えていました。


およそ100万円の借金。


これは変なものに手を出した結果です。


最初から情報発信ビジネスをしていたら良いものを
営業のコンサルとかネットワークビジネスとか
バイナリーオプションとか、色んなものに手を出してた。


その結果、100万以上の借金を背負うことになったんです。


その時のことはこちらの記事でも話しています。
大学生が起業を志して一瞬で失敗した話。4ヶ月で借金100万円。


で、当時の僕はもう本当にお金のことばかり考えていました。


なんかもう死にそうなんですよ。


あの頃はビジネスのことなんて
考えてる暇もありませんでした。


毎月やってくる7万円ほどの返済。


貯金が底をついた僕は日払いの
派遣バイトをいくつも掛け持ちしてました。


深夜の工場でひたすら梱包作業をしたり
ゴミ山の中で泥だらけになりながらペットボトルの選別作業をしたり
八つ橋のお店で試食の呼びかけをしたり。


みんなが寝てる間にひたすら
バイトをしていました。


誰でもできる単純作業ばかりです。


正直そんなのやりたくなかった。


眠いし惨めだし。


でもそんな状況でも働くしかありません。


だって借金の返済は毎月やってくるんだから。


毎日吐きそうになりながら働いてるのに
銀行の預金残高はいつも1万円以下。


稼いだ端から返済で消えていきますからね。


だから僕はいつも
「いかにお金を節約できるか?」
を至上命題にして生きていたんです。

食事は削るもの


まず削るのは食費です。
元から少食だったのでためらいなく削りました。


食べるものと言えば
もやしか豆腐、あとは麺。


いつもスーパーに行くのは夜9時をすぎてからです。


その時間になれば総菜も半額以下になってますからね。


それを狙ってご飯を買う毎日。


ただ総菜なんてめちゃくちゃ豪華です。


基本はもやしか豆腐か麺ですからね。


それをケチャップやソース、醤油、マヨネーズなど
調味料を変えて味をごまかす毎日です。


その時は食事を楽しむなんて概念は
かけらもなかったですね。


だって食事は削るものだったから。

駐車場は車を停める場所じゃない。チャリを停める場所だ


次に移動費。
どこに行くにも自転車です。


工場のバイトとかだとどうしても
電車で行かざるをえないのですが、
その時も駅まで自転車で行きました。


工場に行くには地下鉄からJRに乗り換える必要があった。


でも地下鉄にのりたくないがために
JRまでは自転車です。


そして駐輪代を払いたくないから
いつも近くの駐車場の隅にチャリを停めてた。


そこの駐車場はすごい広くて、夜だとライトの関係で
絶妙に隅が暗くなる場所があったんです。


だから夜勤の時はいつもそこに停めてました。


悪いことをしてるという自覚はあった。


でも辞めることができません。


だって9時間も駐輪場に停めてたら
莫大な料金がかかってしまうから。


だからどこか新しい駅に行くときは
いつも早めに家を出て、
良い駐車場がないか調べる。


それが僕の派遣バイトルーティンだった。

奢らないけど奢ってもらう


もう本当にね、お金は節約です。


1円単位で節約してた僕です。


そんな僕にも友達や先輩、後輩はいました。


そしてこう言われるです。


「ユニバ行こうぜ!」
「飯食いに行こうぜ!」


が、ほとんど断っていた。


お金がないから。
バイトがあるから。


でも時にはご飯くらいには行く時がありました。


それは先輩が「奢るで」と言ってくれた時。


先輩は僕がビジネスをしようとした事も
失敗して借金をしてる事も知りません。


でも「こいついつも金に困ってるな」と
思ったんでしょう。


時折僕にご飯を奢ってくれたんです。


いやもう本当にね、頭が上がらないですよ。


何も理由を聞くこともせず
ただご飯を奢ってくれたんですから。


これ書いてる間も泣きそうです。


本当に良い先輩を持った。
マジで感謝しています。


でも、当時の僕はそこまで
心に余裕がありません。


ただご飯を奢ってもらうだけ。


本来なら、そうやって先輩にしてもらった事を
今度は僕が後輩にしないといけなかった。


でも僕はお金がない。


自分のご飯を買う余裕だってない。


だから後輩にはいつもこう言ってました。


「俺は奢らない先輩だから」


いやもうマジでクズすぎる。


自分は与えてもらったのに
それを誰にも返さない。


そんな人間だったんです。


ちなみに、Twitterでも当時のことを少し話してます。
よければ参考にどうぞ。

https://twitter.com/Haru_191210/status/1380546238471237632


まさに金の亡者じゃないか


僕はお金のことばかり考えていました。


どうしたら安くで抑えられるか。
どうしたら払わないですむか。
どうしたら短時間で沢山稼げるか。


これは全部自分のことばかりなんですよ。


分かりますか?


自分が損をしないことばかりを考えている。


まさに金の亡者です。


お金のことばかり考えてる。
お金が減らないことばかり考えてる。
誰かに与えようなんて一切考えてない。


これを金の亡者と言わずしてなんと言うのでしょう。


「金持ちは金のことしか考えてないんだろう?
 はっ、醜い奴らだぜ。金がそんなに大事か?」


そんな事を考えてた僕が一番金の亡者だった。


醜いのはどっちだって話ですよ。

お金持ちは全然亡者じゃなかった


逆にお金持ちは全く金の亡者ではありませんでした。


というか亡者になる必要がないんですよ。


だって何もしなくても勝手にお金が入ってくるんだから。


金の亡者になる理由がありません。


逆に彼らの元には使い切れないほどの
お金が途切れることなく入ってくる。


だから心にも余裕があります。


人に奢るのは普通。
誕生日プレゼントに高価な物を送るのは基本。
感謝のしるしに高級料理を奢るのは日常。


そんな人達です。


自分が満たされてるからこそ
人に優しく出来るんです。


でも当時の僕はどうだったでしょうか?


人のことを考える余裕なんて一切ない。
人にご飯を奢るなんてあり得ない。
むしろ皆俺に奢ってくれ精神。


これ以上ないほどの金の亡者。


でも、この僕と同じような人ってたくさんいるんですよ。


つまり自分を満たすことが先で
他人のことなんて考えられない。


そんな人が大勢います。


でもこれって別に醜いことでもないんです。


だって自分が満たされてないんだから
他人のことを考えれないなんて当たり前ですよね?


でも、当たり前だけど、そういう人のことを
金の亡者って言うんです。





本当の金の亡者は金持ちじゃなかった。


本当の金の亡者は「金持ち以外」だったんです。




これ、割と僕の人生の中でもトップレベルに
革新的な出来事でした。


僕は金の亡者のままでいたくないと思った。


自分が満たされて、他人にも与えられる。


そんな素敵な存在になりたいと心から思ったんです。


これに気づいたのがいつだったかは
鮮明には覚えてないのですが、
いつも僕の心の中にあります。


人は自分が満たされてないのに
他人に与えることは出来ません。


だからまずは自分が満たされる。


そのために頑張るのは全く悪いことではないです。


むしろ凄く素敵なことではないでしょうか?


人に喜んで与えられる存在になりたい。
そのために自分も満たされるように頑張ろうと思います。



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